こんにちは、ニューハウスです!
株式投資で、思わず含み損を抱えてしまい、「もう少し待てば戻るかも…」と、結局損失が拡大してしまった経験はありませんか?多くの投資家が一度は通るこの道ですが、実はその損失を最小限に抑え、次のチャンスに繋げるための重要なルールがあります。それがロスカットです。
ロスカットライン設定の基本的な考え方
ロスカットラインを設定する基本的な考え方は以下の2つです。
- 一時的に下がってもトレンドが継続中の場合は我慢する。
- トレンドが終了したらすぐに決済する。
この2つの考え方を同時に満たすのは非常に難しいと感じるかもしれません。なぜなら、トレンド継続中にロスカットラインに引っ掛かってほしくない場合はロスカットラインを深くする必要がありますが、いち早く決済したいときはロスカットラインを浅くする必要があるからです。
タートルズ流ロスカットライン:2ATRルール
そこで、伝説の投資集団タートルズが考えるロスカットラインをご紹介します。それは「相場の予想と逆に2ATR動いたらロスカットする」というものです。
ちなみに、私は感情に振り回されないように、このロスカットラインに逆指値を入れるようにしています。これにより、機械的に損失を確定させ、心理的な負担を軽減できます。
例を挙げると、日経先物のATRが45円で、先物を40,000円で買った場合、ロスカットラインは以下のようになります。
40,000−(45円×2)=39,910円
つまり、39,910円がロスカットラインとなります。
この2ATRの損失の場合、前々回に学んだ投資用資金から2%の減少にとどまるということになります!これは、資金を守りながら長く市場で戦い続けるために非常に重要な考え方です。ぜひこれらを活用していきましょうね!
次回は、トレードにおける「有利な局面」と「不利な局面」についてお話しします!
コメント