皆さん、こんにちは!ニューハウスです。
今日は比較的涼しく感じましたが、皆さんはいかがお過ごしでしたか?僕は今日、参議院選挙の期日前投票に行ってきました。株式市場は好調なようですが、選挙結果次第では日経平均も4万円を超えてくるかもしれませんね!
さて、今日から数回にわたって、投資において最も大切なことの一つである資金管理についてお話ししていきたいと思います。
日本人投資家の「コツコツドカン」問題
日本人の投資行動の特徴として、「コツコツドカン」という言葉を耳にしたことがあるかもしれません。これは、小さな利益をコツコツと積み重ねていくものの、一度の大きな損失で、それまでの利益をすべて失ってしまう現象を指します。
「コツコツドカン」に陥ってしまう原因は、主に以下の2つが考えられます。
- 利益確定のタイミングが早すぎる: 少しの利益が出るとすぐに確定してしまうため、大きなトレンドに乗れず、効率的に資金を増やせない。
- 損切りを躊躇してしまう: マイナスになっても「いつかは戻るだろう」と我慢し続けているうちに、損失が膨らみ、最終的に市場から退場せざるを得なくなる。(僕は日銀の植田総裁がゼロ金利を解除した2024年7月に、これで痛い目にあいました…。)
資金管理を徹底して市場に残り続ける
このような「コツコツドカン」を防ぎ、株式市場から退場せずに済む人を増やしたい。そんな思いから、皆さんと資金管理の重要性を共有したいと思います。
資金管理を語る上で欠かせないのが「ユニット」という考え方です。これは、「1回のトレードで取っても良いリスクに対する取引量」を指します。
ここで注意していただきたいのは、1ユニットが必ずしもFXやCFDでいう「1枚」といった固定の取引単位ではないということです。銘柄や相場の状況によって、その量は変動します。
伝説的な投資集団である「タートルズ」は、「1回のトレードで投資用資金の1%のリスクを取る」という明確なルールを設定していたそうです。このルールは、資金を守りながら安定して利益を追求するための非常に有効な戦略と言えます。
ユニットの計算方法は、「投資用資金」と「ATR」が分かれば導き出せます。
ちなみに、ATRは「Average True Range」の略で、「1日に動く値幅の平均値」と認識すると良いでしょう。
次回のブログでは、このATRについてさらに詳しく解説していきますので、どうぞお楽しみに!
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